自分は体質的にむくみやすいから、脚がむくみで太くなるのは仕方ない…なんて諦めていませんか?
脚の太さを気にしている女性のほとんどが、脚にむくみをかかえています。
私たちの体は女性ホルモンの影響を大きく受けていて、生理中・生理後・生理前の3つの時期それぞれでむくみの状態も大きく変わっています。
実はこの周期に合わせて必要な対策をとっていけば、むくみを根本から体質改善できるんだそうです!
私もずーっと悩まされてきたむくみと決別するため、体質改善の具体的な方法について調査しました。
Contents
月経周期からみる3つの時期
むくみと大きな関係があるのが女性ホルモン。
この女性ホルモンのバランスは、次の3つの時期でそれぞれ変化し、それにあわせてむくみの状態も変化します。
・月経後
・月経前(排卵~月経まで)
・月経中
この3つの時期それぞれに応じて、むくみ改善に効果的なマッサージのやり方や栄養の取り方、運動方法が異なります。
私はむくみ改善のために良いとされる習慣はとりあえず時期関係なく取り入れて、しかも毎日続けるわけでなく気分次第でやらない日も出てきてしまうんですよね…。
でも、「この時期だけはこの習慣を必ず取り入れる!」というようにメリハリをつけて行うことで、毎日ダラダラ行うよりも目標をもって習慣づけできやすくなったように感じます。
どの時期にも毎日行うべき簡単な3つの習慣
月経後・月経前・月経中の3つの時期に行うとむくみ改善に効果的なことの前に、まず前提条件として「毎日行う必要があること」も記載しておきます。
簡単なことなので、これらは楽々クリアできるはず♪
1.水分をこまめにとる
もともと水分を充分にとる習慣がある人は、そのままいつも通りでOKです。
そうでなく、意識しないでいるとほとんどお水を飲まないで1日が終わる…という方は、食事の時にとる水分も含め、1日1.2~1.5リットルの水分をとるようにしてください。
また、水分は1度に200ml以上とってもきちんと身体に吸収されないので、小分けにして飲むようにしましょう。
老廃物は排尿することで体の外に流れていきますから、たくさん尿を出してデトックスしましょう。
2.塩分を控えめに
ファストフードやラーメン、スナック菓子など塩分が多く含まれているものを頻繁に食べていませんか?
他にもソーセージやベーコンなどの加工食品も塩分が多く含まれています。
これらをまったく食べないというのも逆にストレスが溜まって良くないでしょうから、食べる量や回数を減らすように意識しましょう。
3.タンパク質を必ずとる
タンパク質というと、筋肉増強したい男性が筋トレの後にとるもの、というイメージがあるかもしれません。
ですが、タンパク質は実は女性ホルモンの主成分。毎日しっかりとることで、ホルモンのリズムが安定します。
肉や魚、乳製品や大豆食品のどれかは毎日必ず摂るようにしましょう。
どうしても食事でとれない分は、サプリメントで補いましょう。
【月経後】にすると脚のむくみ改善に効果的なこと
ビタミンCと食物繊維をたっぷりとる
月経後の時期は、身体が排出モード全開になっているので解毒作用のある栄養素をたっぷりとるのがおすすめ。
有害物質を排出する作用があって手軽にとれるビタミンCを、この時期には意識してとるようにしましょう。
ビタミンCのサプリメントは薬局などで手軽な値段で購入できます。
また、腸内環境を整えてくれる食物繊維もこの時期に意識してとるべき栄養素。
老廃物をため込まないよう、食物繊維の力に頼って便もしっかり出しましょう。
筋トレや有酸素運動のトレーニング
月経中は身体がだるくなり、月経前も心身ともに不調になりがち。
なので、本格的にトレーニングができるのは月経後のこの時期だけなのです。
普段ストレッチしかしないという方も、この時期はウォーキングなどの有酸素運動やスクワットなどの筋トレを続けてみましょう。
【月経前】にすると脚のむくみ改善に効果的なこと
ビタミンB6がとれる食事に
月経前は女性ホルモンがバランスを崩し、特にむくみやすくなります。
ホルモンバランスを整えるにはビタミンB6を含む「まぐろ・かつお・あじ」などの魚類を積極的に食べるようにしましょう。
また、生理が始まると鉄欠乏性貧血になりやすいので、生理前のこの時期から鉄分を補うため、レバーやひじきなどもおすすめです。
湯舟にゆっくりとつかる
毎日湯舟に浸かる習慣がない人も、むくみやすいこの時期はなるべく毎日入浴するようにしましょう。
入浴することで血液のめぐりが良くなればリンパ管も刺激されるので、脚に溜まってしまった水分を効率よく排出することができます。
特に脚を細くしたい方は、熱すぎると感じない程度のお湯にゆっくり長めにつかる半身浴がおすすめです。
リンパマッサージを念入りに
もっともむくみやすくなるこの時期は、毎日の脚のマッサージを欠かさないようにします。
入浴後の体が一番温まっていて、血行の良い状態のときに行うのが一番効果的。
足首から脚の付け根にかけて、自分が心地よいと感じる強さで下から上にリンパを流すようにさすっていきます。
燃焼効果のあるオイルを使うとよりむくみが取れやすくなります。
【月経中】にすると脚のむくみ改善に効果的なこと
身体を温める食べ物を中心にとる
東洋医学では、食材は「身体を温めるもの・冷やすもの・どちらでもないもの」の3種類に分かれていると考えています。
基本的に、生野菜や夏が旬の食べ物、南国でとれるフルーツは体を冷やすもの、
冬が旬の食べ物や根菜は体を温めるもの、
と覚えておきましょう。
お腹をカイロで温める
生理痛があるということは、その箇所の血が滞って炎症を起こしている状態になっているそうです。血が滞っているということは、イコールむくみやすくなっているということ。
生理が始まったらすぐ、おへそのすぐ下にカイロを貼り、徹底的に体を温めましょう。
ガードルやスキニーパンツなどのきつめの服も、血行を悪くする要因です。
生理中はリラックスできる緩めの服装で過ごしましょう。
ゆったりしたストレッチで血行促進
生理中はなるべく激しい運動はせず、ゆったりしたストレッチでめぐりを改善するほうが体にとっても負担がかかりません。
体を横にして、股関節やひざまわり、お尻の筋肉など気持ちいと感じる程度の強さでストレッチするのがおすすめです。