デスクワークで忙しく椅子から離れられなかったり、飛行機で座席に座りっぱなしだったりすると、脚がむくみやすくなりますよね。
これは、長時間同じ姿勢を保ったせいで身体の血流が悪くなり、下半身にめぐってきた血液や水分を心臓に戻すことができないために起こるんです。
このむくみを解消する方法の1つとして挙げられるのが、歩いたり走ったりして、脚の筋肉を動かすこと。
・・・なのですが、実は激しい運動や歩きすぎも、むくみの原因になり得るのです!
実は先日このことを身をもって体験する出来事がありました。
そこで激しい運動がなぜむくみにつながるのか?の原因を徹底的に調べ、私が行ったむくみの解消方法までまとめました。
同じように激しい運動や歩きすぎで脚のむくみに困っている方のお役に立てれば幸いです!
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炎天下のもとの登山。たくさん歩いたのに帰宅後体重が増加・・・
先日2泊3日で旅行へ行きました。毎日海で泳いだり山に登ったり、それはそれは筋肉痛になるほどアクティブに過ごしていたんです。
民宿の夕食や観光地のレストランで食事をとっていたので、カロリーは確かに普段より少し多かったとは思います。
でもそれ以上に、普段とは比べ物にならないほど動き回ってカロリー消費していたので、「体重少し減ったかな~♪」なんて思ってたんです。
ところが帰宅後体重を計ってみると、2キロ近く体重が増加!!
普段飲み会や食事会が連日続いても、私はそう簡単に体重が増減する体質ではないので、本当に驚きました…。
しかも体重が増えただけならまだしも、ひざ下(ふくらはぎ~足首まわり)がドーンと一回り大きく(太く?)なっている感じでした。
本当に本当にたくさん歩いて、普段動かさない筋肉をたくさん動かしたので、最初は「筋肉がついてその重みで体重が増えたのか?」と思いました。
しかし一般的にはどんなに頑張って正しく筋トレしたとしても、運動後筋肉がつくのには最低でも1ヵ月はかかるらしい・・・。
最終的に判明したのは、体重が増えた(&ひざ下が太くなった)本当の理由は、身体に溜まった水分のせいだったということです。
歩きすぎで脚がむくむ原因とは?
軽いジョギングやウォーキングは、身体全体の血流を良くし、下半身に循環した血液や水分を心臓に戻す手伝いをするのでむくみ解消に効果的です。
しかし、トレーニングマシーンを使ったトレーニングや長時間の歩行、登山など、筋肉痛を起こす(筋線維を傷つける)ほどの激しい運動は、逆に脚をむくませる可能性があるのです。
筋肉は筋繊維を傷つけ補修することを繰り返して成長していくので、筋繊維を傷つける行為自体は間違ったことではありません。
ただ、筋肉の修復過程で、傷ついた組織を回復させるために体内の水分量を増やす必要が出てきてしまいます。
その時に傷ついた箇所(たくさん歩いたときは脚)に水分がたまるため、むくみが起きてしまうのです。
加えて、激しい運動をしたときに十分に定期的に水分補給をしていないと、身体が「脱水症状になってしまった!」と判断して、尿を作る量を減らして、水分を体に溜め込もうとします。
私は今回の旅行中に水分をきちんと携帯していなかったので、山の中をたくさん歩いて「喉かわいたな~・・・」と思った数時間後にやっと自動販売機を見つけて水分を摂る、というかなり危険な水分の摂り方をしていました(;´・ω・)反省。
「のどの渇きを感じる前から少しずつ定期的に水分を摂る」ということを徹底するようになってからは、激しい運動をしても体重増加するほどのむくみはなくなりました。
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運動で脚がむくんでしまった時の解消法
ここからは、すでにむくんでしまった脚をスッキリさせるための対処方法についてお伝えします。
たった1回でも効果はありますが、毎日の習慣にしてしまえばむくみづらい脚が作れるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.半身浴でしっかりと身体を温める
脚のむくみ解消に一番簡単で効果的なのは半身浴です。
ぶよぶよにむくんだ足の甲も、半身浴を習慣づければ入浴後には血管と骨が軽く浮き出るようになります。
次のような方法で半身浴をすると効果的なので、ぜひお試しください。
- 40℃くらいのお湯に、額から汗ばむようになるまで、まずは肩までつかる
- 額に汗が溢れてきたら、胸から下だけ15分以上つかる
①のときに「鼻から息を吸って、吸った倍の時間を使ってゆっくり口から息を吐く」ようにすると、汗がしっかり出てきます。
それでも汗をかけないようでしたら、お湯の温度を1℃ずつ上げて調整してみてください。
半身浴についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください☆↓
2.ストレッチで筋肉を伸ばす
ストレッチは半身浴後のほぐれた身体で行うのが一番効果的です。
床に座り、
- 開脚して前屈
- 脚を閉じて前屈
- 脚を閉じてつま先を伸ばす/曲げる
などして固まった筋肉を気持ちよいところまで、丁寧に伸ばしてストレッチを行ってください。
3.マッサージで筋肉をほぐす
激しい運動によりむくんでいるときは筋肉が傷ついている状態なので、マッサージはグイグイと押すのは良くありません。
つま先からひざ、ひざから太ももの付け根へと、優しくさするように行ってください。
4.プロの手を借りて脚の水分を絞り出してもらう
冷え性がひどい、リンパがかなり詰まっている、血行が悪い、といった体質の人は、基本的に脚がむくみやすいです。
体質的にむくみが出やすい場合、自分の手でマッサージするだけではなかなか改善が難しいので、マッサージやエステに行ってトリートメントしてもらうのも良い方法です。
私は冷えがひどい体質で血行がかなり悪かったため、自分で毎日マッサージを続けていたもののすぐにまたむくみが復活してしまう、ということを繰り返していました。
そこで思い切ってエステに行き脚の温めとマッサージをしてもらったところ、たった4回の体験エステだけでふくらはぎ-2㎝、足首-1.2㎝になり、ひざから下のつらいむくみがかなり改善されました。
一度しっかりとむくみが取れると、その後にまたむくみが発生しても、それまでと違って簡単に解消できるようになるんです。
しかも、4回とも体験価格なので、破格で受けることができました。
慢性的なむくみがある人は、エステやマッサージでプロの施術を受けることも選択肢の一つにしてみてください。
今日できたむくみは今日中に解消しよう!
激しい運動で疲れていても、むくんだままの状態で放っておいてしまうと、時間がたてばたつほど改善が難しくなってしまいます!
面倒でも、その日に発生したむくみはその日のうちに解消するのがベストです。
普段から半身浴・ストレッチ・マッサージを習慣づけてしまいましょう。
そして次からは、激しい運動や歩きすぎで脚がむくむことのないよう、のどが渇く前から少しずつ水分補給をするようにしてみてくださいね!