食事改善

お酒を飲みすぎたときの脚のむくみ解消法

お酒を飲みすぎるとどうしても脚がむくむ・・・そんなことは経験上わかっているけれど、お酒が大好きだったり、お付き合いで飲まなきゃならなかったりで、お酒を飲むのを制限するのはなかなか難しいわけですよね。

私も20代も前半であればお酒を飲んだ翌日もピンピンしていたものですが、アラサーに突入したころから、翌日のむくみやだるさがキツくなったものです(´;ω;`)

だがしかし!むくみのない脚をキープしつつもお酒は我慢したくない!との思いで、ここ数年はお酒を飲んでもむくみづらくなる方法を研究しながら無理なくお酒をたしなんでいます♪

この記事ではむくみづらいお酒の飲み方を紹介するので、参考にされてみてください。

お酒で足がむくむのはなぜ?

みなさん、「飲みすぎ=むくみにつながる」と感覚的にも経験としても痛いほど理解されていると思いますが、まずはお酒でなぜ脚がむくむのか?を身体のしくみの面から理解しておきましょう。

身体に吸収されたアルコールは血液に入り、肝臓に運ばれて分解されます。

肝臓はアルコールだけでなく、薬や老廃物など有害な物質を水分を使って分解し、無毒化します。アルコール分解には水分が必要なので、お酒を飲むと水が飲みたくなるんですね。

このアルコール分解、お酒にそんなに酔っていないうちは補給された水分をバランスよく使って進めていきます。この時点では水分の取り過ぎを心配する必要はありません。

しか酔いレベルが上がっていく(どんどん楽しくなってきたころですね)と、脳の機能が鈍くなり、アルコール分解に必要な水分量の調節がうまく出来ず、余分な水分を体にため込んでしまうのです。

要は、完全に酔っぱらってしまうとうまく調整できず余分になった水分が体の中に溜まり、むくんでしまうというわけです。

むくみにくくなるお酒の飲み方

それではここから、私の経験にもとづいたむくみにくくなるお酒の飲み方を3つ紹介します。

①グラス1~2杯ごとにコップ1杯の水を飲む

お酒を飲んだ後には、絶対的に十分な水分が必要です。水分が不足してアルコールの分解が進まなければ、ずっとアルコールが体に蓄積されたままで毎日二日酔い状態になっちゃいますもんね。

かと言ってその水分のうちの過剰量がむくみの原因と言われても、ちょうど良い水分摂取量なんてなかなか自分でわからないもの。

なのでまずは「グラス1~2杯のお酒につき、コップ1杯の水」お酒と同時進行で飲んでみてください。

「飲み会でいきなりチェイサーとか頼みづらい…」と思われるかもしれませんが、乾杯の後にさりげなく店員さんにお願いすれば意外と大丈夫です!w

1杯目のビールの後、2杯目にウーロン茶をオーダーしたら「もうソフトドリンク!?」突っ込んでくる上司もいるかもしれませんが、お酒と一緒にお水を飲んでいる分には特に誰かに何かいわれたことはありません。

私の場合はだいたいこのペースを守ってお酒を飲むようになってから、翌日のだるさやむくみが気にならなくなりました。

お水を一緒に飲むのでアルコール分解がスムーズになるのに加え、お酒を飲む量自体も自然に減らすことができたからかなと思います。

もちろんアルコール分解能力には個人差があるはずなので、自分は特にお酒の処理能力が低い!と感じている方や、飲んでいるお酒のアルコール濃度が高い場合はグラス1杯につきコップ1杯を目安にすると良いでしょう。

これを目安に、翌日のむくみや二日酔いの状態を確認しながらご自分の体質に合わせて調節してみてくださいね。

②なるべく温かい(もしくは常温)のお酒を飲むようにする

キンキンに冷えたビールや、氷がガッツリ入ったサワー。

飲みたくなりますよね。夏場は特に美味しいですよね。

でも、綺麗でいたい女性の方は、こういったお酒はできるだけ避けましょう!

お酒に限らずソフトドリンクでも同じなのですが、「なんとなく体調が悪い・・・」という方は、夏場でもいったん氷の入った冷たい飲み物を騙されたと思って少し控えてみてください。それだけで、むくみだけでなく体調もかなり良くなるはずです。

なぜなら、身体を冷やしてしまうと、体中の血液や水分のめぐりが悪くなり、脚の血液が心臓にスムーズに戻ることが出来ずむくみにつながるからです。

身体が冷えて血流が滞ると、酸素や栄養素が体中に行きわたらず、代わりに老廃物が溜まってしまい、疲れやすいなどの体調不良まで引き起こします。

で、ことアルコールに関して言えば、アルコールそのものが体を冷やしやすい性質にあります。

お酒を飲むと体が火照ったり温かくなるので、一見冷えからは無縁なように思いますよね。

しかし!実際はお酒を飲むことで皮膚の血流が増加し、熱が放散されて身体の内側はどんどん冷えていっているんです。

冷たいお酒は体の内側の冷えを加速させるので、めぐりの良いからだづくりのためには赤ワイン日本酒など、なるべく常温、もしくは温かいお酒を飲むことを癖づけましょう。

もちろんお酒と同時に飲むチェイサーも、氷なしのお水を頼みましょう。

「氷なしのお水ください」と言わないと、ほとんどのお店ではガッツリ氷を入れたチェイサーが出てくるのでご注意を。汗

とは言え夏場に冷たいものをまったく飲まないのもつまらないと思うので、たまになら冷たいものを飲んでも良いと思います。

たまに冷たいものを飲むときは、一気に胃の中に流し込まず、少しずつ口の中の体温で温めながら飲んでみてください。※それでも慣れれば十分美味しいです!

③飲む日と飲まない日を決める

ここでは「むくみ」というよりも、「脚を細くするダイエット」という観点でお話しさせていだきますね。

お酒を飲むと、肝臓はアルコール分解を最優先に進めます。

まずアルコール分解しないと、毎日二日酔いのまま過ごさなければならなくて大変ですからね(;´・ω・)

しかし肝臓さんは忙しい臓器で、アルコールだけでなく脂肪の分解も担当しているのです。

ということは、毎日お酒を飲んでいれば、肝臓は毎日アルコールの分解に忙しく、脂肪の分解がそれだけ遅くなってしまいます。

女性はもともと下半身に脂肪を貯めやすい体質なので、分解が遅れた脂肪は下半身に溜め込まてしまうのです。

ほっそりした脚に近づくためには、常に肝臓で脂肪分解をしっかりできる状態にしておくことが大切です。

だから、「1日1缶だけ」よりも「1週間に1日だけ」の方が脚痩せには効果的です。

飲み過ぎた!翌日のむくみを軽減する方法

気を付けていても、うっかり「飲み過ぎた!」ということもありますよね。

そんなとき、翌日のむくみを軽減するためにどうにかしたいところですが、アルコールが体に残っているうちは半身浴や激しい運動は危険なうえ、むくみ軽減に効果がないのでやめましょう。

まだアルコール分解中の血液では水分が必要なので、ゆっくり回数を分けて十分な水分を取ることを第一に考えてください。

いったん横になってしまうとトイレに行きたくても少しおっくうになってしまいますが、ここで尿を出さないと過剰に摂取した水分がたまってむくみにつながります。

尿意は無視しないで、眠くても頑張ってトイレへ

翌日以降、アルコールの解毒が終わり、余分な水分だけが残って身体がむくむ状態になってから、

  • エクササイズ
  • 半身浴
  • マッサージ

などでむくみを解消するようにするのがベストです。