先日の記事で、「どの食材を食べると体のどこが太るのか?」を自分の体を張って調べた蓮水カノンさんという方の本を紹介しました。
この本を読んで、私の脚が太い理由の1つが「ケーキ・チョコ・アイス」を食べまくっていたから!ということが判明しました。
これらの甘いものは下半身太りを招くのです。
それ以来、毎日のように甘いものを食べるのはやめて、週に1回程度までに減らしました。
この本の中で、私のような甘いもの大好きな下半身太りの人には、「生大根」を毎朝1㎝分(約50g)食べることをおすすめしています。
なぜ生大根なのか?というと、生大根には繊維と酵素が最高のバランスで存在していて、便や尿の量を多く、質を良くして、排出しやすくしてくれるんだとか。
排出の力が弱いのに必要以上のカロリーを摂っていると、体に脂肪として溜まっていってしまいますが、排出の力を高めればちょっとくらい甘いものを食べても下半身が太りにくくなるんだそうです。
「ちょっとくらい食べても大丈夫!」と明るい気持ちで甘いものを楽しみたい私は、毎日の生活に生大根1㎝を取り入れることにしました。
Contents
「生大根スムージー」は続かなかった
本で勧められていた生大根の食べ方は、「大根おろし1㎝分を、100%野菜ジュースかフルーツジュースに混ぜてスムージーにして毎朝飲む」というもの。
まずはこれを1週間試してみたのだけれど、ジュースに大根おろしを入れるって、味が…おいしくないんですよね‥‥。
そのまま大根おろしだけで食べるよりかはマシだけど…。
ただ、この1週間は確かにお通じの量がいつもより多くて、肌の調子も良かったし、デトックスできてる感はあったんです。
でもやっぱり朝からおいしくないものを食べるのはストレスがたまるし、野菜ジュースもちゃんとした100%ジュースは毎朝飲み続けるにはちょっと高すぎるしで、結局続きませんでした。
ちゃんと続けていれば、本当は脚痩せにも効果があったかもしれなかったのに!
実はこの生大根ダイエット、大根おろしじゃなくても
- 大根サラダ
- 大根スティック
- 大根のつけもの
など、とにかく火を通していない大根なら何でもOKなんだそうです。
そこで前々から興味があった「自分で作るぬか漬け」を大根でやってみることにしました。
ぬか漬けは生大根そのままで食べるよりも栄養が豊富
なんとなく体に良さそうなイメージのあるぬか漬け。
調べてみると、乳酸菌が豊富なので腸内環境が整って血行が良くなったり、野菜自体のビタミンの含有量がアップしたりと、「生大根そのままで食べるよりも栄養価が高い」ことがわかりました。
ただ自分で作るのは、野菜を捨て漬けしたり、毎日ぬか床をかき混ぜたり、完成まで20日くらいかかって結構大変そうです。
面倒くさがり屋の私は途中で挫折しそうな予感しかしないので、初心者用のぬか漬け作成キットを買うことにしました!
選んだのは「人生を変えるレシピ」の著者で管理栄養士の木下あおいさんが監修している「国産熟成ぬか床でおいしいぬか漬づくり」というぬか漬けキットです。
このぬか漬けキットは、国産、原材料に余計な添加物が入っていない、減塩、ぬか床に含まれる天然酵母が一般のぬか床の約240倍、などいろいろ特徴があるようですが、とにかく
- 作るのがめちゃくちゃ簡単そう
- 届いた翌日から早速ぬか漬けが食べれる
- 1袋(約1ヵ月分)で送料込みの1980円のお手頃価格
というわけでこのぬか漬けキットにしました♪
ぬか漬け初心者キットの中身
注文後、6日で届きました!
B5サイズの作り方ガイドと、パックに入った商品セット。
「え?これだけ?」
と思うくらいにコンパクトです。
商品セットの中身
- 混合ぬか1袋
- 天然酵母1袋
- 専用ジッパー袋
- 日付記入シール
用意するもの
- 商品セット
- 水 400㎖
- ぬか漬けにする野菜
要するに、自分で用意するものは水と野菜だけ!という手軽さです。
作り方
丁寧に6工程解説されていますが、要するに
「ぬかに水と天然酵母を入れてもみ、野菜を付けて冷蔵庫に入れる」
これだけです。
このとき1時間後に外出の予定がありましたが、30分あれば完成しそうと思ったので、隙間時間を利用して作ってみることにしました。
超カンタンなぬか床つくりの様子(所要時間25分)
まずは混合ぬかを専用ジッパーに移します。
混合ぬかの袋を開けてにおいをかいでみると、なんだかオートミールみたいな、香ばしい感じがします。
付属の専用ジッパーに入れ、水400㎖を加えます。
水を加えたら、袋の外から両手で揉むように混ぜます。
袋の内側に手を入れることがないので、手が汚れないし衛生的なのが良い!
しっとりするまで(3分くらい)混ぜたら、天然酵母を加えます。
ちなみにこのみかんの天然酵母、どんな味がするのか気になったのでちょっと舐めてみると、すっごい爽やかで甘酸っぱい味がしました!
天然酵母単体で食べるものではないけど、予想外においしい!笑
袋の上からさらに揉みこんで、味噌くらいの固さにしたら、ぬか床の完成!
ぬか床に野菜を漬ける
商品セットには
- ぬか漬けにおすすめの野菜
- それぞれの野菜の切り方
- 加熱が必要かどうか
などがわかりやすく1枚にまとめた紙も同封されています。
これを参考に、大根と、冷蔵庫にあった人参とキュウリも一緒に漬けてみることにしました。
ぬかが野菜の全体に密着するように、袋の上から軽く揉みます。
袋の空気を抜いてジッパーを閉じ、付属のシールに漬けた野菜と日付を記録。
これで、どのくらい漬ければ自分好みの味になるのか記憶できます♪
あとは冷蔵庫にしまって、好みの付け具合になるまで待ちます。
卵1パック分くらいのコンパクトサイズなので、一人暮らし用の冷蔵庫に入れてもジャマにならないサイズです。
作り方ガイドにはキュウリは1日、大根と人参は2日が漬け込み時間の目安と書いてあったので、とりあえず24時間待つことにしました。
作業開始から25分かかりましたが、慣れれば10分くらいあればできそうです。
24時間漬けたぬか漬けを出してみる
さて、24時間たったので、ぬか漬けを一度出してみました。
野菜の水分が出たせいか、昨日よりぬか床がしっとりしています。
ジッパーを開けて匂いをかいでみると、あまじょっぱい感じがしました。
ぬか床臭くなっているかな?と思いましたが、イメージしていたぬか床のキツイ匂いはまったくありません。
作り方ガイドをみたら、使っている天然酵母は空気や水が綺麗な伊豆の天城山の生酵母をみかんに付着させて作ったものらしく、ぬか床独特のにおいを消すようにしている、という解説がありました。
これなら、冷蔵庫内の他の食べ物にぬか床の匂いが移る心配もなさそうです。
ぬか漬けを食べてみた
ぬかが付いたまま食べたらかなりしょっぱかった(当たり前)ので、洗って食べました。笑
キュウリは1日で十分漬かっていて、白米が欲しくなるほどの塩気もちゃんと感じられました。
でも市販のものほどしょっぱくなく、薄味好きの私にはちょうど良い感じです。
大根は目安は2日漬け込むようですが、1日漬け込んだ時点でも十分にうまみが感じられて美味しかったです。
ごはんのおともにするには少し塩気が足りないかもしれないけれど、私は生大根ダイエットのためにお茶をすすりながら食べる予定なので、塩気は少し感じられるくらいで十分。1日漬けるくらいでちょうど良さそうです。
人参も目安は2日だそうで、塩気は少なめな感じがしましたが、人参の甘味とぬか漬けのうまみが合わさっていて、今回漬けた3つのうちで一番私の好みでした!
ぬか漬けの塩分を減らす方法
生大根ダイエットで推奨している1回に食べる大根の量は約50gですが、一般的な大根のぬか漬け50gあたりには1.9gの塩分が含まれているそうです。
私が今回購入したぬか漬けキットは、一般のぬか床よりも塩分が少ないタイプですが、それでも塩分は摂りすぎると高血圧やむくみの原因になることもあるので、注意が必要です。
脚痩せのために生大根を食べるのに、それがむくみの原因になってしまったら本末転倒ですからね!
ぬか漬けの塩分を減らすために出来ることは、
- 漬け時間を減らす
- ぬか床から出した後、5~10分水につける
実際に1日漬けた大根を10分水に漬けてから食べるようにしたら、塩気はちょうど良く抜けつつもうまみはちゃんと感じられて、さらに美味しくなりました!
『手間いらずのぬか漬け』なら、忙しくても毎日続けられる
大根おろしスムージーは続かなかった私ですが、生大根をより栄養価が高く、簡単に、美味しく食べられる「ぬか漬け」は今のところ毎日続いています。
ぬか漬けを自分で1から作るのは時間がかかるし、大変です。
ぬか漬け初心者で、強いこだわりがあるわけではなく、「とにかく栄養豊富なぬか漬けで生大根ダイエットを試したい!」という人であれば、初心者用のセットを使うことを強くおすすめします。
脚痩せが目的な方はむくみ防止に、必ず減塩のものを選ぶようにしてくださいね。