足のむくみを効果的に解消してくれると、仕事で一日中立ちっぱなし・座りっぱなしが多い女性からの支持が多い着圧ソックス。
でも、着圧ソックスは圧をかけて足を締め付けているのに、なぜ足のむくみが取れるのでしょうか?
間違った使い方で健康被害につながる可能性もあるので、正しい知識を持って使うことが重要です。
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着圧ソックスの効果
着圧ソックスとは、着用することで足のかかとからふくらはぎ、ふとももまでの部位に圧力をかけ、足に余分な水分がたまってしまうことを防止するための靴下です。
自分に合ったサイズ、圧力のかかる着圧ソックスを着用することで、足のだるさやむくみを解消し、脚を細く見せることのできるアイテムです。
歩き回った日のケアにはとても良い。これをしばらく履いてると翌日のむくみが気になりません。しっかり効果が感じられるのが良いと思います。
仕事で毎日はいています。
座っていることと、立つ&歩くことが半々の仕事です。
ややはきにくいけど、締め付け感がちょうど良いです。他のソックスと比べて、仕事のあとの疲れが軽いです。
ハイヒールで生活をしているからか何を試してもむくみが改善されませんでしたが、これはむくみに効果大です!
先週2足買い足し、産後むくみに悩んでいた親友にもプレゼントしました。
ハイソックスはあまり履かないと言っていたのですが、履いてみると手放せないと言って驚かれました。
足が細く見えて、圧のかかり具合もとても気持ちいいです*(引用:アットコスメ シルバーライン 口コミ)
着圧ソックスでなぜ足のむくみがとれる?
着圧ソックスを履くだけで、なぜ足のむくみがとれたりだるさが解消されたりするのでしょうか?
そもそも足のむくみとは、心臓から足先まで送られてきた血液を、再度スムーズに心臓へ返しきることができず、血液や水分が足にたまってしまうために起こります。
このとき心臓にもどる血液を運ぶ血管のことを静脈といいます。
着圧ソックスを履くことで細い静脈(毛細血管)が圧迫されると、血管のすみずみまで血液が届かなくなります。
なぜかというと、細い血管に枝分かれした血液は、血流の流れがスムーズでない場合、しっかりと心臓に戻りきることができずむくみやすくなってしまうためです。
つまり、着圧ソックスは血液を細い血管まで流さず、血液がスムーズに流れやすい太い血管だけでやり取りすることにとどめることで、むくみづらい足を作っているのです。
間違った使い方をするとこんなデメリットが
血液がスムーズにやり取りできてむくまないのであれば問題ないのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、血液は酸素や栄養を運ぶために体中を循環しています。本来は体のすみずみ、つまり毛細血管まで血液がしっかり運ばれ、心臓に戻らないといけないのです。
足のだるさやむくみを一時的に改善するには着圧ソックスは優れものですが、
- 毎日、一日中履き続ける
- 自分の足に合わない圧力が強すぎるものを着用する
という使い方をしていると、いつまでも毛細血管まで血液が運ばれないままになります。血液が運ばれず使われない毛細血管は次第に衰え、栄養不足で肌がカサカサになってしまうのです。
普段のむくみ対策が一番大事。着圧ソックスは応急処置としてぴったり合うものだけを使用する
着圧ソックスは足のむくみを一時的には解消しますが、根本的な解決にはなりません。
むくみを改善するには、普段から次のことを習慣づけましょう。
- 水分を取り過ぎない
- 半身浴をする
- 座りっぱなし/立ちっぱなしを避ける
- ストレッチをする
- マッサージを行う
また、どうしても着圧ソックスを使用したい場合、サイズやア強くが自分にぴったり合うものを購入することが大切です。
試着できる店舗で店員さんに相談しながら購入するのがベストです。